WELCOME TO OUR CHURCH


ようこそ私たちの教会へ
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坂の上の教会へ


 ♪丘の上の教会へのぼる石だたみ、
  春は桜のはなびら、手のひらにうけてのぼる。 

  ほら、ディン、ドン、ディン、ドン、
  清かに優しくベルは鳴りわたる。

  ああ、懐かしい教会へ、
  今日こそみんなで帰ろう♪

  「丘の上の教会」という讃美歌の一節ですが、明治20年から大正末までの40年間ほど、払方町、南町、砂土原町の一帯に、日曜日の朝には鐘の音が鳴り渡っていたそうです。
戦前の払方町教会の教会堂には3階建の木造の鐘楼が併設され、そこには女子学院のミリケン女史の尽力によりアメリカの篤志家達から贈られた青銅製の大きな吊鐘がありました。日曜の朝9時にはこの鐘が教会の礼拝の開始を知らせていたということです。

  私たちの教会の記録の中では「一帯に心地よい音波が流されて福音を伝えていた」と記されていますが、当時も静かな住宅街であるということに変わりは無かったでありましょう。
この町一帯に休みの日の朝毎にディン、ドンと鐘が鳴り渡っていたと云うのですから、今ではとても考えられません。 随分大らかな時代であったのだなあと思います。

  昭和に入り、鐘楼の老朽化に伴い鐘は楼から下ろされました。 昭和20年3月9日の東京大空襲で教会堂が焼け落ちた時もこの鐘だけが焼け跡に残されました。 戦後の会堂再建の後にも教会の記念物として飾られていましたが、昭和33年の会堂増改築にあたって資金難から売却される事となりました。 教会の鐘は、その際設けられた現在の教会の玄関とその左右のトイレ・洗面所と二階建の集会室の一部に姿を変えたのでした。

  今では当時の鐘はありませんが、「丘の上」ならぬ「鰻坂の上」の私たちの牛込払方町教会は、140年を超えてこの地に立ち続けて来ました。 かつて鐘がその始まりを告げた日曜日の朝毎の礼拝を守り続けています。 

  どなたでも、どうぞ教会へとおいで下さい。ご一緒に礼拝をまもりませんか。

牛込払方町教会の歩み


  江戸時代からのキリシタン禁制が解除される一年前の1872年(明治5年)に、日本最初のプロテスタント教会「日本基督公会」が横浜に誕生し、翌年には東京の築地にも教会が生まれました。

  私たちの教会は、築地のこの教会を母体として、1877年(明治10年)11月17日、牛込二十騎町に「牛込教会」として発足しました。 翌年4月に現在の払方町24番地に会堂を得て、現在に至る教会の歴史を、この地に刻んできました。

  1941年(昭和16年)の「日本基督教団」の成立に伴い、「牛込払方町教会」と改称しました。

  戦時中に東京大空襲によって会堂を焼失し、戦後再建された会堂で、今日まで毎週礼拝を守り続けています。 

  140年以上にわたって、この地に立てられ、集められてきたキリストに生きる者たちの群れ。
  これが私たちの教会です。

教会と礼拝


  教会は、イエス・キリストを主と仰ぎ、神の愛によって生きる者たちの集まりです。

  教会の信仰生活の中心として、私たちは聖日(日曜日)の礼拝を大切にしています。

  礼拝とは、神の招きを受け教会へと集められ、聖書と説教を通して神のみ言葉を聞き、祈りと賛美をもって神を拝することです。

  神の招きはすべての人に開かれたものですから、どなたも是非ご自由にご参加ください。 礼拝は当日配られる週報に記載されている式次第に従って行われます。

  初めての時には、戸惑うこともあるかも知れませんが、近くの席の教会員がお手伝いいたします。

  礼拝は聖書と讃美歌を用いますが、お持ちでない方はどうぞ教会備え付けのものをお使いください。
また、礼拝では感謝のしるしとして献金をささげます。 当番が各席を回りますが、ご自由におささげください。

聖書の学び


  旧約聖書と新約聖書からなる「聖書」はキリスト教の正典です。 

  でも、ちょっと読めば分かるのですが、聖書はキリスト教の系統立った教えや理論を記した書物ではありません。 神と人間との出会いの歴史を記した書物といっても良いかも知れません。 この聖書が、今を生きる私たちにも語りかけ、神との出会い・神への信仰へと導く生命の書物であると、私たちは信じています。

  聖書のもつ生命は、礼拝の説教を始め、それを教会で共に読むことによって、より味わい深いものとなります。

  教会では、新しく来られた方のために、礼拝後の短時間、「キリスト教入門講座」を設けています。 どうぞご出席ください。

  また、共に聖書に親しむ場としても、教会の交わりの会(グループ)に参加されることをお勧めします。 教会には、以下のようなグループがあり、月に一回位ずつ、交わりの会が持たれています。 教会の信仰は、さまざまな交わりの中で、学ばれ、育まれていくものです。 どの会にも、どなたでも自由に参加できます。 時間は日曜の午後1〜2時間程度です。

 ●青・壮年会   奇数月第2日曜日

 ●婦 人 会    奇数月第2日曜日


集会案内


● 聖日礼拝 
毎日曜日(聖日) 午前10:30〜11:40

礼拝は教会の最も大切な集会です。
どなたでも参加できますから、まず礼拝に参加しましょう。


● 聖書を学び祈る会
毎金曜日 午後14:00〜15:00

定められた聖書の箇所について学んだ後、共に祈りあうひと時です。
聖書の話を聞きに来てくださっても結構です。


● 分かりやすいキリスト教ゼミ
毎聖日f礼拝後、10分間の入門者、求道者の勉強会です。

上記の集会に限らず、いつでも教会においでください。
牧師は併設の牧師館に住んでいますので、どなたでも歓迎いたします。
事前の予約などは不要ですが、確認の電話を頂ければ幸いです。

教会学校


毎日曜日 幼稚科、小学科  午前9:00〜10:10
       中高科       午前9:00〜10:10

「あなたの若き日にあなたの造り主を覚えよ」(旧約聖書・伝道の書)

神さまは子ども達も教会へと招いておられます。
教会学校では、教会のこどもの礼拝を守り、学年別の分級で聖書を学び、担当の教師たちと共に楽しい時間を過ごします。
どうぞ、お子様を安心してお送りください。  




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